2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

書籍化への野望

立花ゼミで本を出してみたいという野望を持ち続けている。ブログ書籍化が一番の早道だと考えている。ただ、賛同者がいなくてはどうにもならない。

INNOCENCEに見る近未来科学

5月28日午後13時30分より、五月祭特別対談企画「INNOCENCEに見る近未来科学」が開催された。場所は本郷キャンパスの工学部5号館であった。対談にお招きした方は、作家の瀬名秀明さんとProduction I.Gで脚本をされている櫻井圭記さんのお二人であった。瀬名さ…

立花ゼミ第1回講演会

というわけで、5月24日午後6時20分より、立花ゼミ第1回講演会をおこなった。場所は、駒場キャンパスの13号館であった。第1回というのは、立花ゼミが学内に向けて公開するはじめての講演会ということである。会場には、お客さんが40人くらい集まった。前学…

久々の投稿

投稿が5月14日から滞ったままになってしまっていた。パソコンの不具合が少しあったものの、二週間以上も間隔を空けてしまっては、立花ゼミ広報の役割を果たせていない。反省している。だが、もともと日記ではないので毎日書く必要はなく、週3から週4くらいの…

自転車で都内を移動する

14日午後、今度予定している立花ゼミ第1回講演会の関係で、駒場の学生会館で宣伝用チラシを印刷してきた。印刷を無事終え、時間ができたので、携帯のカメラで帰り道にあるものを取ってみた。私がいま住んでいるのは、文京区の千駄木であるが、東大駒場キャン…

アリストテレス

つぎに考えなければいけないのは、「真の教養人」は誰かということになる。それは、アリストテレスだと思う。教養人の理想は、学問に縛られないということである。しかし、教養を身につけるためには、いろいろな学問に入り込まなければならない。そこにとど…

南方熊楠という人物

なかでも私にとって一番の教養人をあげるならば、それは南方熊楠である。立花隆を知の巨人ということがよくある。南方熊楠は、呼んでみるならば知の大巨人といったところである。歩くエンサイクロペディアといわれたこともあるそうだ。日本人としてはじめて…

私の教養人

さきのアンケートには「平成日本の」という条件があったが、いまの日本に、教養人というのはどれだけいるのか気になる。あまり多くはないと思う。上に名前のある人のほかは、村上陽一郎さんとか。中沢新一さんとか。ちょっと古くなると、斎藤茂太さん、梅原…

教養人とは誰のことか

12日のイベントのアンケートに、「あなたにとって平成日本の教養人は誰ですか?」というものがあった。私は、迷わず立花隆だと答えた。 会場に来ていた東大生の集計結果は以下のようであった。ベスト3までをのせる。 ①爆笑問題 ②養老孟司 ③立花隆、北野武、…

素養としての芸術

レオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトゥルウィウス的人間』もそうだが、ある芸術家や芸術作品を知っていて、しかもそれについての解釈を与えることができる、というのは、文化的人間としてのひとつの大事な素養だと感じた。会話の中では、ピカソの話も出てき…

プロフェッショナルとアマチュア

権威主義・学閥主義への抵抗についても議論があった。大学という教育機関は、学者・研究者をかかえこんでいて、社会が健全な思想をもつことを阻んでいるという指摘である。哲学的課題にしたって、哲学者、思想家だけが考えるには余りあるし、もったいない。…

ウィトゥルウィウス的人間

レオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトゥルウィウス的人間』のパネルが登場した場面が、今回のイベントのハイライトだった。小林先生が構図の説明をして、爆笑問題の二人が聞き入っている様子がとても印象深かった。『ウィトゥルウィウス的人間』に描かれてい…

教育についてのいくつかの考察

しかし、教育についていうならば、太田はひとつの側面しか見ていないということになる。さきほど、知識の伝達について言及したが、人から教わることの意味は、あと二つ考えられる。二つ目は、獲得した知識から世界を見ることである。そして、三つ目は、先生…

東大≠教養

議論は「東大イコール教養」ではないというところから始まった。東大生は勉強の秀才と呼ばれる人たちだが、その「勉強」というのは人から教えられたこと、つまり受動的姿勢に疑問を感じる、と太田は言った。太田は、学校で人から教わる「学問」には、ろくな…

講演の様子

会場へ行くと、撮影班の人たちがあわただしく、動き回っていた。会場には200ほどの座席が用意されていて、学生で満員状態だった。撮影用の照明で、会場がいつもよりもまぶしかった。 はじめ、NHKが用意したアンケートに記入をした。次に、小林先生と山本泰先…

新入生と語る<教養>問題

新入生と語る<教養>問題というイベントが12日(金)に、数理科学研究科大講堂であった。私はすでに駒場生ではないが、Webで申し込みをしたらなんとか当選したので、同じ学部の友人と二人で見にいった。今回のイベントは、教養教育開発機構が主催しているそう…

ゼミ心得・その三

参加しているプロジェクトがつねに2つ以上になるように心がけよう。

第3回授業・5月10日

立花ゼミ第3回授業が、5月10日におこなわれた。出席したゼミ生は33名であった。ゼミ運営にかかわる役職決めなど、ゼミの活動の本格的なスタートを思わせる内容となった。以下は、その要約である。 完了した企画の報告 企画の旗たて 進行状況の報告 立花先生…

藤枝市の藤の花

藤の花がトンネル状に咲いている。風になびく姿が優美である。

白藤の滝

ここは、すこし山に入ったところにある、白藤の滝とよばれるスポットである。滝の近くに白い藤が咲いていた。静かな山の一場面である。久しぶりに自然にふれあうことができた連休中の一日であった。天気がよかったのでとても気持ちがよかった。東京ではけっ…

蓮花寺池公園に行った

4日から7日まで実家の静岡に戻っていたため、更新が滞ってしまった。 私の実家がある、静岡県藤枝市は人口13万人程度の小さな町だ。実家から1kmほど行ったところには大井川が流れている。藤枝は東海道五十三次の宿場町のひとつとして栄えた。サッカーが盛ん…

ゼミ懇親会

GW最後の一日に、ゼミ懇親会がおこなわれた。オープンラボのゼミ室で、午後6時からお酒を交えつつ、和やかな雰囲気で新旧ゼミ生約20人が語り合った。会話があちこちで花開き、午後10時過ぎまで宴が続いた。新ゼミ生の3人が立花先生と熱心に話し込んでいるの…

科学のアルバム

あかね書房が出版しているシリーズに、「科学のアルバム」というものがある。私が小さいころから、このシリーズが部屋に全部ではないが揃っていた。「科学のアルバム」は虫編、植物編、動物・鳥編、天文・地学編に分かれていて、アルバムという名前のとおり、…

図鑑がだいすきだった

そして、小学一年生のころに買ってもらったのが、「ふしぎ!なぜ?大図鑑(宇宙編)」(主婦と生活社)であった。たしか、誕生日のプレゼントとして買ってもらったと記憶している。この図鑑はふつうの動物図鑑や昆虫図鑑のように、図と学名が淡々と書き込まれた…

こどものころ読んだ本(幼稚園〜小学校)

実家に帰っているあいだ、とくにやることがなかったので、部屋にあるものをいろいろ整理してみた。そうしているうちに、こどものころよく読んでいた本がちらほらと出てきた。私の家庭は教育熱心であったので、幼稚園のころはいつもたくさんの絵本に囲まれな…

藤田嗣治(Leonard FOUJITA)展に行ってきた

まとまったこと

向井千秋宇宙飛行士のはなし

科学をわかるということ

辻篤子さんとの面会