新入生と語る<教養>問題

新入生と語る<教養>問題というイベントが12日(金)に、数理科学研究科大講堂であった。私はすでに駒場生ではないが、Webで申し込みをしたらなんとか当選したので、同じ学部の友人と二人で見にいった。今回のイベントは、教養教育開発機構が主催しているそうで、NHKの撮影班も来ていた。5月27日の深夜に番組として放映されるそうである。

なんといっても今回の目玉は、東京大学駒場にタレントの爆笑問題の二人がやってくるということだった。最近、爆笑問題文部科学大臣賞をとったということが関係しているのかもしれないが、とにかくまたとないチャンスであるので、これは行かないと損だと重い、参加した。じつは、私は爆笑問題太田光のファンの一人である。

司会は表象文化論小林康夫先生であった。私は小林先生の講義を2つくらい受講したことがある。小林先生の、悩みつつも言葉を選んで語る、という講義スタイルに感銘を受けた。小林先生の「現代哲学」は、私が大学に入って受けた講義のうち、最も印象に残っているもののひとつである。

つまり、私のお気に入りの爆笑問題小林康夫先生がなにやら教養について話をするらしい、ということで、期待をこめて会場へ向かった。