講演の様子

会場へ行くと、撮影班の人たちがあわただしく、動き回っていた。会場には200ほどの座席が用意されていて、学生で満員状態だった。撮影用の照明で、会場がいつもよりもまぶしかった。
はじめ、NHKが用意したアンケートに記入をした。次に、小林先生と山本泰先生の簡単なセッションがあった。そして、ゲストの爆笑問題が舞台に登場した。会場は、観客席に対して向かい合うように出演者が立って並んだ。座席から見て、左から、小林先生、爆笑問題田中、爆笑問題太田という風になっていた。前左の方の座席には、コメント役として、駒場の先生方が何名か座っていた。
学者と芸人という立場もあってか、はじめのほうでは話がどこや向かえばよいのか、お互いよくわかっていなかったようであった。「東大」というブランドを代表しての出演であったので、小林先生は終始、言及にかんして非常に慎重そうにみえた。なんとも言い難い、噛み合いの悪さが、それはそれで面白かった。もう一人くらい大学側で若手の出演者がいてもよかったのではないかと思った。