2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
あとは、記事のテキストや画像をページに載せるのみである。公開日程は他のいろいろな企画との兼ね合いで決まっている。取材記事に関しては、HTMLのフォーマットが決まっているので、容易に作成および更新が可能である。また、講演会やシンポジウムなど、イ…
取材メモやインタビュー記録をもとに記事を作成する。分量はとくに決まっていないが、パソコン画面では紙媒体と比べ文字が読みづらいので、ある程度簡潔にまとめる。画像があると読んでいて退屈しないので良い。文章の上手/下手よりも、記述がサイエンティ…
企画を実行する。記録機材として、ビデオカメラや録音機、デジタルカメラを持参する。自分の名刺をもっていくとよい。立花ゼミがどのような活動をしているのかを簡単に説明する。
企画をすすめるにあたり、さまざまなことを事前に準備しておく必要がある。外部におもむき取材をお願いしたい場合は、取材日程や場所などについて、話をしてもらう人と交渉をする必要がある。交渉方法は、直接会う、メールをする、電話をする、などである。…
現在の企画進行の流れにおける、問題点を以下に列挙する。 無制限、無秩序な旗たてによる企画の混在状態。 報告、反省が不十分。 企画責任者が一名しかいないため、負担が大きい。 ゼミ生各人によって、ゼミの活動への寄与に大きな差がある。 新規の企画につ…
次のステップが、企画班の結成である。たいていの場合、企画は一人でできるものではない。一人でつくった企画には、必ずといって計画不足や見落としがあるものである。このため、企画の旗たてを済ませてから、企画班を結成することが必要になる。おおまかな…
最初のステップが、企画の旗たてである。具体的には、ゼミのミーティングで簡単なプレゼンテーションを行うか、メーリングリストで企画の詳細を発表するかのいずれかである(Wikiというグループウェアを使っていたこともある)。当然のことながら、ミーティン…
企画進行に関する以下の流れは、昨年秋頃のゼミにおいて既にコンセンサスを得たものであり、現在も複数の企画がこの流れに基づいて進行している。また、週に一つくらいの割合で、新規に企画がつくられる。そのとき、はじめに呼びかけを行った人が継続して企…
今日は、立花ゼミでの基本的な活動方針を説明していく。ゼミの活動単位となっているのは、企画である。企画というのは、サイエンスメディア「SCI(サイ)」の中身となる、特集記事や項目等を作るための計画のことである。サイエンスメディアを銘打っている以上…
立花先生の著作にはひととおり目を触れておこう。
立花ゼミ第2回授業が、4月26日にあった。今回初めてゼミに参加していただいた学生は4名であった。盛りだくさんの内容となったので、この日の内容を箇条書きで並べておく。 司会進行:須差美(3年) スライド表示、板書:加藤(2年) 班長からの課題提出「現SCIに…
脳を対象とした自然科学研究が発展し続けていることを前日に書いた。人は、どういうわけか、脳の不思議に惹かれてやまないところがある。脳で思考し、脳を調べるわけだ。私自身、中学のころから、「脳」と名のつく解説書を読み漁ったものだ。神経伝達物質(脳…
脳神経科学の今後を考察すると、「脳文化人」と新しい人たちが世の中に出てくることが予想される。これは、今月上旬に京都で開催された、脳を活かす研究会にともなう一般講演会で、はじめの導入部でつかわれたことばである。どのような文脈で出てきたかはは…
それはまさに、「脳とはなにか」から「人間とはなにか」への柔軟な移行である。人間理解のための手助けとなるべきものが、脳科学の一つの大きな意義であると思う。20年ほど前になるが、ヒューマンサイエンスということばがよく用いられた時期があった。人間…
きのうのつづきである。
昨日の番組終盤で、サイボーグ技術と関係して、神経倫理、幸福論の話があった。立花隆と心理学者の河合隼雄との対談でおもに取り上げられている内容である。 ここで、幸福論について少し考えたい。 私自身の幸福論は、V.フランクルの心理学によるところが…
いま、脳神経科学は驚くべき進歩をたどっている。 ヒトの心を分析的に扱う学問として、20世紀前半には、心理学および精神分析学というものがあった。しかし、その記述はレトリック任せの要素が色濃く、現代ではあまり流行らない。 その後、20世紀終わりに、…
昨日の番組では、ところどころで進化の話が語られた。この「進化」とはC.ダーウィンが説いた生物進化の話ではない(番組で河合さんがつかっていた意味はこちら)。これは生物進化よりもひとつ階層が上の進化、すなわち人類進化である。サイボーグ技術は、…
きのうのつづきである。
ちょうどサイボーグ技術に関する議論がふたたび高まってきたところであるので、立花ゼミ広報+(プラス)でもぜひ取り上げていきたい。 昨日の番組の中で、押井守監督は立花隆にこのように質問を投げかけた。 「もしサイボーグになることが可能だとして、立花…
昨日22:00〜23:30にNHK総合で、プレミアム10「立花隆が探る サイボーグの衝撃」が放映された。これは、2005年11月5日放送のNHKスペシャル「立花隆最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」および一連のサイボーグ技術関連の番組の発展形である。番組中で…
それでは、昨年10月の初回授業の様子はどうだったか。授業が始まる時点では、教室が満席とはいかないにしろ、座席が前から後ろまで学生で埋まっていた。立花隆が大学で授業をやると聞けば、ちょっと覗いてみたくなるものである。ちなみに、立花ゼミの授業が…
立花ゼミに参加する気があるのなら、授業時間延長(〜2倍)は覚悟しよう。
4月19日(水)18時より、2006年度初の立花ゼミの授業があった(授業は毎週水曜の18時から、教養学部のある駒場の13号館で開かれている)。東京大学では毎年、4月12日の設立記念日に入学式があるので、先週は授業がなかった。このため、4月も半ばを過ぎたのにか…
立花ゼミ広報にプラス記号がついているワケは、やはり、広報だけでは物足りないということで、立花隆ウォッチや、筆者本人の意見や日常も書いていこうと考えているからである。しかし、それらが大部分を占めないように注意するつもりである。
SCI(サイ)のコンテンツに「SCI(サイ) blog 科学情報総合サイト”SCI(サイ)”立ち上げ奮闘記」というものがある。これは、立花ゼミ生が交代で、ゼミの活動記録や日ごろ考えていることを書いていくものである。実は、SCI(サイ)で最もよく読まれているコンテ…
このブログは、世にある日記としてではなく、立花ゼミ運営の円滑化のためのプロジェクトの一手としての使命を持っている。ゼミで何が行われようとしているのかを、わかりやすくお伝えするよう心がける。
半年間ゼミに所属してみて思ったのだが、ゼミの活動を発信していくようなブログがぜひ必要だと感じた。立花ゼミには、学内でもとくに、行動力、バイタリティーある人間が多く在籍している。ゼミ生の自分が言うのもなんだが、これは本当である。しかし、各人…
2005年10月より、ジャーナリストの立花隆は、東京大学大学院総合文化研究科の「科学技術インタープリター養成プログラム」の特任教授に着任した。参照:http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/STITP/それにともない、東京大学教養学部の全学自由研究ゼミナールの枠…
立花ゼミ広報+(プラス)とは、東京大学教養学部において現在開講されている、立花ゼミの広報を目的としたブログである。立花ゼミが企画・運営しているサイトである、科学情報総合サイト「SCI(サイ)」へのリンクは下にあるので、ご覧いただきたい。参照:…