第1回授業・4月19日

4月19日(水)18時より、2006年度初の立花ゼミの授業があった(授業は毎週水曜の18時から、教養学部のある駒場の13号館で開かれている)。東京大学では毎年、4月12日の設立記念日に入学式があるので、先週は授業がなかった。このため、4月も半ばを過ぎたのにかかわらず、この日が初回授業となったわけである。
この日の授業では、新たにゼミに参加する意欲のある学部1・2年生に対し、まず主宰の立花隆本人が趣旨説明を40分程度行った。次に、SCI(サイ)のシステムを手がけている制作班班長(2年)が、サイトの説明や、新システムの紹介をした。そのあと、ゼミ生の代表(2年)が現在進行中の企画の概略を説明した。
ひととおり説明が済んでから、集まった新ゼミ生内でのグループ分けが行われた。これは、なにか必要があるときに連絡を取り合うための、暫定的なグループである。ゼミには自分以外にどのような人間が参加しているのか、はじめはまったくわからない。まずは十人ほどで顔見知りになってもらおうというわけである。班によっては、ながく親睦がつづくものもあるだろうし、あっという間に解消してしまうものもあるだろう。
班の数は、班長に名乗りでた学生の数で決まる。この日、ゼミに集まった40名余りのうち、2名が班長に名乗りでた。こうして、およそ20人の班が2つ出来上がった。班が決まってから班員内での自己紹介を簡単におこなった。この日はこれで解散となった。授業終了時刻20時30分。