講演の様子

会場へ行くと、撮影班の人たちがあわただしく、動き回っていた。会場には200ほどの座席が用意されていて、学生で満員状態だった。撮影用の照明で、会場がいつもよりもまぶしかった。
はじめ、NHKが用意したアンケートに記入をした。次に、小林先生と山本泰先生の簡単なセッションがあった。そして、ゲストの爆笑問題が舞台に登場した。会場は、観客席に対して向かい合うように出演者が立って並んだ。座席から見て、左から、小林先生、爆笑問題田中、爆笑問題太田という風になっていた。前左の方の座席には、コメント役として、駒場の先生方が何名か座っていた。
学者と芸人という立場もあってか、はじめのほうでは話がどこや向かえばよいのか、お互いよくわかっていなかったようであった。「東大」というブランドを代表しての出演であったので、小林先生は終始、言及にかんして非常に慎重そうにみえた。なんとも言い難い、噛み合いの悪さが、それはそれで面白かった。もう一人くらい大学側で若手の出演者がいてもよかったのではないかと思った。

新入生と語る<教養>問題

新入生と語る<教養>問題というイベントが12日(金)に、数理科学研究科大講堂であった。私はすでに駒場生ではないが、Webで申し込みをしたらなんとか当選したので、同じ学部の友人と二人で見にいった。今回のイベントは、教養教育開発機構が主催しているそうで、NHKの撮影班も来ていた。5月27日の深夜に番組として放映されるそうである。

なんといっても今回の目玉は、東京大学駒場にタレントの爆笑問題の二人がやってくるということだった。最近、爆笑問題文部科学大臣賞をとったということが関係しているのかもしれないが、とにかくまたとないチャンスであるので、これは行かないと損だと重い、参加した。じつは、私は爆笑問題太田光のファンの一人である。

司会は表象文化論小林康夫先生であった。私は小林先生の講義を2つくらい受講したことがある。小林先生の、悩みつつも言葉を選んで語る、という講義スタイルに感銘を受けた。小林先生の「現代哲学」は、私が大学に入って受けた講義のうち、最も印象に残っているもののひとつである。

つまり、私のお気に入りの爆笑問題小林康夫先生がなにやら教養について話をするらしい、ということで、期待をこめて会場へ向かった。

第3回授業・5月10日

立花ゼミ第3回授業が、5月10日におこなわれた。出席したゼミ生は33名であった。ゼミ運営にかかわる役職決めなど、ゼミの活動の本格的なスタートを思わせる内容となった。以下は、その要約である。

  • 完了した企画の報告
  • 企画の旗たて
  • 進行状況の報告
  • 立花先生から
  • 立花ゼミ第1回講演会に関して

この日決まった役職は、記録係・渉外係・経理である。
20時45分ころ、守衛の方が教室の鍵を閉めにやって来たので、やむなく解散した。

白藤の滝

ここは、すこし山に入ったところにある、白藤の滝とよばれるスポットである。滝の近くに白い藤が咲いていた。静かな山の一場面である。

久しぶりに自然にふれあうことができた連休中の一日であった。天気がよかったのでとても気持ちがよかった。東京ではけっして味わうことのできない自然の恵みである。
私は東京の大都会に惹かれたり、憧れたりすることはあるし、新宿や大手町の高層ビル群を見上げるのが好きである。だが、やはり自分が生まれ育った町の風景が心の奥底にあるような気がするのである。今日はやや郷愁じみてしまった。

蓮花寺池公園に行った

4日から7日まで実家の静岡に戻っていたため、更新が滞ってしまった。
私の実家がある、静岡県藤枝市は人口13万人程度の小さな町だ。実家から1kmほど行ったところには大井川が流れている。藤枝は東海道五十三次の宿場町のひとつとして栄えた。サッカーが盛んで、ジュビロ磐田中山雅史選手は藤枝東高の出身である。
藤枝の自慢のひとつが、市の花でもある藤の花である。藤の花は、4月下旬から5月初旬にかけてが見頃である。市で一番大きい蓮花寺池公園で藤まつりが行われていたので、実家で同居している祖父と祖母と一緒に出かけてきた。祖父は山や樹木にくわしく、私が小さかったころから、よく山に連れて行ってくれた。祖父同様、私も藤枝の自然を愛している。